8/20に花組・台湾公演ライブビューイングに行ってきました.
取り敢えずハッキリ覚えてるのはカテコのみりおちゃんが全部持ってったってことです.
もうほんとに可愛かった.格好良いのに可愛いみりおちゃん素敵すぎた.
むしろカテコで1日の記憶ほとんどふっ飛んだ
そんな訳で覚えてるとこだけ感想いっきまーす!
ベルサイユのばら―フェルゼンとマリー・アントワネット編―
おなじみ小公子・小公女の「♪ごらんなさい,ごらんなさい」から始まるんですが,最初のワンフレーズが台湾語.
梅芸版を見てなかったので,この公演,まさか全部台湾語…?!って本気で焦りました.
展開の前後関係がうろ覚えでちょっと自信ないのですが,幕が上がると上手から順にフェルゼン,マリー・アントワネット,オスカルの肖像画が.
(確か)フェルゼン,オスカル,マリー・アントワネットの順に決め台詞ダイジェストを披露して行くのですが,れいちゃんオスカルが力一杯みりおフェルゼンをひっぱたいた瞬間に私の頭がパァンしました.萌えで.
そのまま曲は盛り上がり続け,なんか長いねこのプロローグ…と思い始めた辺りで「愛あればこそ」のシャンシャンパレードに突入し,開幕直後に1度終わるベルばらでした.斬新.
後の脚本はほんっとうにフェルマリ編ダイジェスト~みたいな感じだったんですが,昨年の宙組オスカル編の印象が強すぎたのか,れいちゃんオスカルは熱血漢だなあと思いました.
かなめオスカルは何となく青い炎なイメージなんですが,れいちゃんオスカルは真赤に燃える火の玉みたい.
今宵一夜がまるっとカットで,オスカルの女性らしさを感じるシーンがアンドレの最期くらいしかなかったせいかもしれません.
父の望むままに毅然と強くあろうとしたオスカルを体現していただけに,ジェローデルに止められる時の「離して!」はほんっとうにグッと来ます.
「離せ!」じゃなくて「離して!」なんですよ!女の子!!
空耳かもしれないけど!
あああ,れいちゃんオスカル素敵や….
元々フェルマリ編よりオスカル編が好きなせいか,残りは
- みりおフェルゼンが貴族でノーブルで素敵だったことと,
- (当たり前ながら)グスタフ殿下のお衣装使い回しがなかったことと,
- (やっぱりシュールな)「征けフェルゼン」の鞭さばきが存外に良かったことと,
- あきらさんジェローデルがやたらめったら男前だったこと,
くらいしか覚えてないです.色々と残念な記憶力.
それにしてもみりおフェルゼンの鞭さばき素敵でした…!
大体フェルマリ編で個人的に盛り上がるのがあのシーンなので,好みが多分に入ってるとは思いますが.
宝塚幻想曲(タカラヅカファンタジア)
そしてそして,15分間の休憩を挟んでレビューの上映です.
花組さんの公演は2014年のエリザベートしか見たことがないので,実はレビュー初見です.
オープニングが華々しく終わった後の,旅人のシーン.
あきらさんが男前すぎてやっぱり釣られる.あきらさんスクリーンの向こうだけど.録画日からして違うけど.
さっきのジェローデルと言い,もしかしなくてもあきらさん好みだね?ってここで再確認した.
続くシーン,みりお様のお召し物がきんきらきんのスーツに黒帽子.
口元しか見せないのに,口元で演技をするみりお様が妖艶で反則級に格好良い.
軽々しくみりおちゃんとか呼べない.確実にみりお様が降臨してる.
ここに花組らしさを全面に押し出した群舞が叩き込まれます.稲葉先生大好きです.
打って変わってバスケのシーン.
キキちゃんが出てきた瞬間に脳裏をかすめるのは,もちろん伝説のカイちゃんブリドリです*1.
あの制服汎用性高すぎじゃないですか…台湾まで行っちゃったの….
対するれいちゃんはチャラいです.だがそこがいい.
れいちゃんを見続けてたら終わりました.いつからこんなにれいちゃん好きになったんだろう….
中詰は,中華風の衣裳で出てきた花乃ちゃんに続いて花魁さん?のみりおちゃんが出てきます.
後ろ襟大分抜いてるのは分かったんですが,みりおちゃんに視線が釘づけすぎて赤襟返ししてるか見そびれました.返していたら太夫さんです.
他所様の感想も拝見せず本当に初見だったので,あそこからの燕尾はドッキリしました.
劇場だったら確実に下手狙ってみりおちゃんガン見してそうだ….
続いて,黒い嵐ことれいちゃんと,真白な少女こと花乃ちゃんのシーン.
ロミジュリの愛と死とか,エリザベートを彷彿とさせるシーンですね.大好物です.
ブイブイ言わせてたれいちゃんが真白な花乃ちゃんと恋に落ちて,同胞に追い立てられて二人で終わりを迎えるまでの演技が本当に素敵でした.
れいちゃんのエリザベート新公,見たかったな….
全体通してテーマナンバーの「ふぁあーんたーじあー!(ド ド ド ドン!)」が非常に耳に残るいいレビューでした.
口ずさんでたら途中で「パッショネーィ!(ッドコドーン!)」みたいな気分になっちゃう時もあるけど.
カーテンコール
みりおちゃんが可愛い.
みりおちゃんが本当に可愛い.
何度目のカテコか忘れましたが,もうありえないほど不安げな声で通訳さんを呼ぶんですよ.
「シュウさぁ~ん」
(無音)
「………シュウさぁ~ん…」(より一層不安そうな表情)
って.名前間違ってるかもしれませんが.
中々出てこない通訳さんに不安さが増している(ようにしか見えない)みりおちゃんが可愛すぎて,台湾の方々の小さな笑い声がしっかり録音されてましたよ.日本の劇場内もおんなじ空気ですよ.
時差も国境も飛び越えるみりおちゃんの可愛さプライスレス.
しかも,そこまでして何を伝えたいのかと思いきや,「しあわせです」のたった一言を噛みしめるように言うんですね.
可愛すぎか!!
…以上,花組・台湾公演の感想でした.我ながら本当に色々と酷い感想….
*1:あの壁ドン返しの衝撃を忘れることは一生ないと思う