たびれこ

- Rec All & Recall -

洗濯槽をピカピカにしてみよう

全自動洗濯機は,構造上どうしても内槽と外槽の間に黒カビが発生してしまうそうです.

某カビ用洗剤なども出ていますが,一度付着したカビはアルカリ性洗剤では取りにくいということで,酸性洗剤を使ったカビ取り方法です.


洗濯をした後に黒いワカメのようなピロピロ(以下ピロピロワカメ)が洗濯物に付着している場合は赤信号ですが,柔軟剤のかかりが悪かったり,洗濯物の匂いが微妙なときにもやってみると効果があるかもしれません.

ピロピロワカメ&微妙なカビの臭いとのおさらばついでに,柔軟剤のかかりも良くなります.
なお,ドラム型洗濯機において本手法が使用できるかは確認しておりません.


f:id:ciel0:20150905023407j:plain


用意するもの

  • 酸素系漂白剤
    • 単身用洗濯機なら一袋で2回清掃できます.経済的!
  • 魚捕り網
    • 100均で販売されているもので構いません.大きいほど楽で良いです.


実施方法

清掃自体には結構な根気がいるものの手順は至って簡単です.
糸くずフィルターは予め外しておきましょう.



手順

準備(前日夜)

1. 洗濯槽いっぱいに水をはる(ぬるま湯~入浴くらいの温度が望ましい)
2. 酸素系漂白剤375g(1/2袋)を投入
3. 「布団・毛布モード」で10分程度撹拌,一晩放置

掃除(翌朝以降)

4. 「布団・毛布モード」で10分程度撹拌
5. ひたすら無心に魚捕り網でワカメ取り
6. 手順4と5をワカメが取れなくなるまで繰り返す
7. 「布団・毛布モード」ですすぎ,脱水
8. 洗剤を入れずに「布団・毛布モード」で注水,洗いを実行
9. 洗いを中断し,心を無にしてワカメ取り
10. 手順8と9をワカメが取れなくなるまで繰り返す
11. 「布団・毛布モード」ですすぎ,脱水
12. 手順7以降を2-3回やり直し
13. 槽洗浄モードがあれば,最後に通しで実行

我が家の場合

幸か不幸か分かりませんが,手順3の時点で下記のような様相を呈してくれました.
茶色でブヨブヨしているものが本記事でピロピロワカメと呼んでいるものです.

f:id:ciel0:20150905023457j:plain

翌朝,泡がない状態で見るとピロピロワカメが浮いているのが分かります.

f:id:ciel0:20150905023513j:plain

写真を撮り忘れましたが,うんざりするのは手順7の洗いでそれこそ鬼のようにドバドバとピロピロワカメが出てくることで,本当にこの清掃は終わるんだろうかとかなり気が遠くなります.

トータルでも¥500行くか行かないかくらいなので,分解清掃を頼む前に一度試してみてはいかがでしょうか.
柔軟剤のかかりが格段に良くなるので,個人的には(手間はかかりますが)やって良かったと思ってます.


ちなみに諸先輩方の情報を読む限り,この清掃は2-3ヶ月に1度は行ったほうが良いそうです.中々難儀ですね.